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【独学占星術】ホロスコープの応用的な読み方!3つの手順と鑑定例

ほしをよむ独学占星術

占い好きブロガーのよむ子です!

初心者の方で、「ホロスコープがなかなか思うように読めない…」と感じた経験はありませんか?

今回は、普段私が鑑定する際の3つの手順を鑑定例と一緒に説明していきたいと思います。

基本的な読み方を知りたい場合は、【独学占星術】ホロスコープの簡単な読み方!偏りでわかる傾向の記事をご覧くださいね。

ホロスコープを読む3つの手順

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ホロスコープ作成:heliocentric占星術

これは私のホロスコープです。

今回はこのホロスコープを例にして、3つの読み方の手順とコツを説明していきます。

みなさんは、ご自身のホロスコープを見ながら、参考にしてみてくださいね。

全ての要素を書き出す

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私はいつもホロスコープを読む際に必ず、「天体のサイン、ハウスに入っている天体、アスペクトの特徴」などをそれぞれ書き出しています。

ホロスコープにはたくさんの情報が詰まっています。そしてその情報を客観的に見ることが、ホロスコープを読み解いていく手助けになるのではないでしょうか。

ただし重要なのは、「書き出すこと」ではなく「頭の中で情報を整理すること」だと思います。

初心者の場合にはメモアプリやノートなど、それぞれが自分に合った方法でまずは丁寧に書き出してみることをおすすめします。



おすすめの参考書


ちなみに私が書き出す際、主に参考にしている本は完全マスター 西洋占星術 (The series of perfect master)です。

まだ参考書を持っていない方は、これを機に購入されても良いかもしれません。

詳細は、【独学占星術】初心者向けおすすめ本3冊+αと勉強法についての記事をご覧くださいね。



おすすめの記事

www.hoshiwoyomu.site


書き方のヒント

ポイント まずは天体のサインを書く
次にハウスの天体を書く
最後にアスペクトを書く

まずはホロスコープの「サイン、ハウス、アスペクト」を確認します。

そしてその情報を元に、「天体の性質、発揮する場面、天体同士の関り」を読みます。

全てが書き出せたら、さらにこれらの要素を組み合わせてホロスコープを読んでいきます。

POINT

まずは全ての要素を書き出してみる!


共通点や偏りを探す

全ての要素が書き出せたところで、最後にホロスコープ上で「強調されているところ」を見つけます。

例えば1つのハウスに3つ以上の天体がある場合(ステリウム)や、複合アスペクトなどはとても重要な要素です。

もしくは特定のサインが多いのも、ホロスコープを読む際のヒントになるでしょう。

POINT

ヒントは強調されている点!


全体を総合的に読む

ホロスコープを読むためには、細部に囚われず全ての要素を読むことが重要だと思います。

人間には矛盾した多くの要素があります。一見矛盾したように思える要素も、それはその人を構成する重要なピースの一つです。

なのでもし特徴的なアスペクトやサインがあっても、それだけを読んでしまわないように心がけています。

POINT

ホロスコープは全体的に読む!


おまけの読み方

基本的に、ホロスコープを読むには「10天体のサイン、ハウスにある天体、メジャーアスペクト」だけで十分だと私は考えています。

しかし補足的に「サビアンシンボル、小惑星、マイナーアスペクト」などの要素も読むと、よりリーディングに深みが出るのではないかと思います。

例えば自分が気になった部分や理解しづらい部分だけは、補足としてサビアンなどを読んでみても良いのではないでしょうか。

POINT

補足としてサビアンなどを利用!


おすすめの参考書


私がサビアンシンボルやマイナーアスペクトを読む際、参考にしているのは愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)アスペクト解釈大事典です。

どちらも分厚く高価なので安易に購入することはできませんが、とても参考になるのでおすすめです。

もちろん初心者の方が読む必要はありませんが、気になった方はぜひどうぞ!

ホロスコープの鑑定例

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ホロスコープ作成:heliocentric占星術


月は射手座
月は5ハウス
月は木星と120度・土星と60度


私の場合「射手座の月が5ハウス」にあり、「月は木星と120度(トライン)」かつ「土星と60度(セクスタイル)」です。

射手座の月は「楽天的で大まか」で、5ハウスの月は「熱しやすく冷めやすい」ことを表します。

つまり「のびのびとした感情を持って趣味などに熱中するが、冷めやすい面もある」ということが読み取れますね。

そしてセクスタイルは協力、トラインは調和を意味します。遠い天体の方が影響力が強いため、木星と土星は月に強い影響を与えることになります。

土星と木星は一見すると正反対の要素を持っているようにも思えますが、どちらかの要素だけをクローズアップしては上手く読み取ることはできないのだと思います。



総合して読む

つまり総合すると、「好きなこと(趣味など)をして生きている月に木星はさらに楽しさを与えるが、土星が適度にセーブしてくれるのでのめり込み過ぎない」と読むことができますね。

このようにして、ホロスコープ上にある全ての要素を総合的に読んでいきます。

長くなるので割愛しますが、もっと詳しい読み方の例を知りたい方は占い結果の記事を読んでみてくださいね。


おすすめの記事

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まとめ

ホロスコープを読む上で一番大切なのは、楽しんで西洋占星術を学ぶことだと私は思います。

なので無理に自分を追い込む必要はないですが、それでも「もっと上達したい!」と思うのなら占い師さんに読んでもらうのも一つの手です。

私が実際にホロスコープを読んでもらった時の感想は【おすすめ占い】ココナラ占い初心者でも大丈夫!3つの安心ポイントと体験談の記事で読めるので、参考にしてみてくださいね。


おすすめの記事

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独学占星術の基礎講座

入門書と勉強法
ホロスコープの簡単な読み方
ASC, DES, IC, MCの意味
12サインの意味
サインの2, 3, 4区分の意味
10天体の意味
12ハウスの意味
メジャーアスペクトの意味
⑨ ホロスコープの応用的な読み方